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藤川幸之助

プロフィール

■日本児童文学者協会会員。
■1962年生。長崎大学教育学部大学院修士課程修了。
■小学校の教師を経て、現在は認知症の母親の介護の経験をもとに、命や認知症を題材にした作品を作り続けている。また、認知症への理解を深めるため全国各地で講演活動を行っている。
■著作に、『徘徊と笑うなかれ』(中央法規)、ポストカード詩集『命が命を生かす瞬間』(東本願寺出版)、詩文集『まなざしかいご 認知症の母と言葉をこえて向かいあうとき』(中央法規)、写真詩集『この手の空っぽは きみのために 空けてある』PHP出版、『手をつないで見上げた空は』(ポプラ社)、『満月の夜、母を施設に置いて』対談・谷川俊太郎 絵・松尾たいこ(中央法規)、『やわらかな まっすぐ』(PHP出版)、『君を失って、言葉が生まれた』(ポプラ社)、絵本『大好きだよ キヨちゃん。』(クリエイツかもがわ)、『ライスカレーと母と海』(ポプラ社)『マザー』(ポプラ社)、CD版『マザー』(ポプラ社)、『こころインデックス』(教育出版センター)等。共著に『人間といういのちの相(すがた)〈4〉』(東本願寺出版)天童 荒太他、『私、バリバリの認知症です』(クリエイツかもがわ)、『長崎の童話』『熊本の童話』(共にリブリオ出版)等多数。
■長崎市立晴海台小学校校歌作詞作曲。
■著書をもとにNBC長崎放送が制作したラジオ番組「マザー・詩人藤川幸之助が綴った母との瞬間」が平成16年度民間放送連盟賞最優秀賞受賞,文化庁芸術祭参加作品となる。


†††††††††† 藤川幸之助

認知症の母を
老人ホームに入れた。
認知症の老人たちの中で
静かに座って私を見つめる母が
涙の向こう側にぼんやり見えた。
私が帰ろうとすると
何も分かるはずもない母が
私の手をぎゅっとつかんだ。
そしてどこまでもどこまでも
私の後をついてきた。

*

私がホームから帰ってしまうと
私が出ていった重い扉の前に
母はぴったりとくっついて
ずっとその扉を見つめているんだと聞いた。
それでも
母を老人ホームに入れたまま
私は帰る。
母にとっては重い重い扉を
私はひょいと開けて
また今日も帰る。

『満月の夜、母を施設に置いて』(中央法規)

出身地

  • 熊本県

依頼料

  • 別途ご相談ください

キーワード

  • 認知症 / 介護 / 詩

主な講演テーマ

支える側が支えられるとき?認知症の母が教えてくれたこと?

母は60歳の時アルツハイマー型認知症と診断され、84歳で亡くなりました。
認知症を患ってからの24年間の母の心の不安、忘却への恐怖、病気による混乱とそれを支えた家族の心の葛藤を通して、認知症という病気や介護について、詩の朗読を交えてお話しします。母の介護の日々を振り返ると、母を支えていたと思ってきた私が、実は母に精神的に支えられ、育てられていたと深く感じるのです。

講演ジャンル

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