
プロフィール
認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟の3人を学生時代から20年以上にわたって介護。理学療法士して病院に勤務しながらの介護生活は14年にわたる。自身が介護疲れや燃え尽きを経験したことから「介護者メンタルケア協会」を設立。心理学やカウンセリング、コーチング技術を活かして、家族を介護する当事者をはじめ、雇用者や医療福祉従事者など、介護に関わる人々へのサポート活動を行う。
NHKの調べでは、2週間に一度の頻度で介護殺人、心中事件が起きている。
加害者となった家族の供述からは「介護サービスを受けるには多額の費用がかかると思っていた」「迷惑をかけたくなかった」と正しい情報がないまま心身の限界まで追い詰められ、家族や周りの人に助けを求められずに事件に至るケースが多い。そこで、介護に直面した際に必要な情報と、周りの人を味方につけるための具体的なコミュニケーションの技術について伝える。
■ 著書
「がんばらない介護」(ダイヤモンド社)
「親の入院・介護で困らない!」監修(宝島社)
「照顧, 不必一個人硬撐! 」(原水文化・台湾語翻訳)
■ ホームページ
https://kaigomental.com/
出身地
- 大阪府
依頼料
- 別途ご相談ください
キーワード
- 介護 / メンタルヘルス / メンタルケア
主な講演テーマ
介護と仕事の両立
介護に疲れたとき、心が軽くなるヒント
今まさに家族の看護・介護をしている人や、いつか訪れる家族の介護のために心構えをしておきたい人が対象。
自分自身に介護が必要になったとき、家族にどうしてほしいかを考えるきっかけにも。講演後の個別相談も可能。
<テーマの例>
・「介護の4つの時期」とは?
・介護の悩みが解決につながる「どこに」「どのように」相談するか?(事例)
・職場の協力を得るための3つのポイント
・「ケアマネジャーが動いてくれない」「行政に門前払いをされた」「わかってくれない」と感じた時の対処法
・急な入院や転院、予期せぬトラブルを上手に乗り切るためのヒント
・「イライラする」「怒鳴ってしまう」優しくできない時の対処法
講演ジャンル
信頼、安心されるコミュニケーション
医療・介護・福祉従事者を中心に、民生委員など地域の互助活動に関わる人対象。
要介護者の家族との関わり方や困難ケースへの対応、必要な情報を引き出すためのコミュニケーションのノウハウやグリーフケアについて、豊富な事例と共に解説する。また、職場の慢性的な人手不足や対人関係の問題についても。講演後の個別相談も可能。
<テーマの例>
・「本当に支援が必要なのは誰で、どんなこと?」正確に現状把握するための訊き方とコミュニケーション法
・「スタッフが長続きしない」「スタッフ同士の関係がよくない」等、対人支援者のストレスとメンタルケア
・暴力的な言動への対応と解決策
講演ジャンル