
プロフィール
NPO法人ACE(エース)の共同創設者であり副代表。ACEは、すべての子ども・若者が、自らの意志で人生と社会を築くことができる世界をつくるために、子ども・若者の権利を奪う社会課題の解決に取り組むNPO。インド・ガーナ・日本を活動拠点に、子どもの「学ぶ」「笑う」「遊ぶ」当たり前の権利を奪う「児童労働問題」の解決に取り組む。
1974年宮城県仙台市生まれ。宮城学院高等学校、明治学院大学国際学部卒業。英国ロンドン大学東洋アフリカ大学院国際教養ディプロマ課程(開発学、比較文化学専攻)、英国サセックス大学・文化環境開発研究所(CDE) 開発人類学修士課程修了。大学のゼミでインドの児童労働を研究し、現地でのフィールドワークで働く子どもたちと出会い強い衝撃を受ける。その後、1997年大学在籍中に代表の岩附とともにACEを創業。開発援助コンサルティング会社での勤務を経て、2005年4月より現職。ガーナのカカオ生産地でのプロジェクト立案・実施、企業との連携による「チャイルドレイバーフリー」チョコレートの開発、サプライチェーンの労働・人権の社会監査、ビジネスと人権に関する研修・コンサルティングなどを担当。SA8000社会監査人コース修了。最近は持続可能な養殖業(ASC)の社会審査などにも従事。消費者教育、エシカル消費の普及にも携わる。著書に「子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。」(2015年、合同出版)ほか。
出身地
- 宮城県
依頼料
- 別途ご相談ください
キーワード
- 女性が活躍できる組織作り / 子ども
主な講演テーマ
サプライチェーンに存在する人権問題
SDGs時代の今、企業に求められること~ビジネスとサステナビリティ、人権
2015年9月に国連総会で採択された「2030年までの持続可能な開発アジェンダ」、SDGsは、達成のためには国や政府だけでなく、企業などあらゆるステークホルダーの連携が必要とされる世界的な目標です。バリューチェーンにおける人権の課題や対応、業務との関連性を通じて、SDGs時代のいま、ビジネスにおける人権問題がなぜ重要なのかについて考えます。また、事業活動を通じたSDGsへの貢献とは何か、個人としてできることは何かを考えるきっかけをご提供します。
講演ジャンル
小規模組織でも実現できる!女性が活躍できる組織作り、「学習する組織」への挑戦
ACEは、組織の2トップである代表と事務局長が女性であり、幼い子どもの母でもあります。その他スタッフも多くが女性であるACEでは、産育休を取得し子育てをしながら勤務をしているスタッフも多く、テレワークや在宅勤務の導入を進めてきました。また、「学習する組織」についての学び・実践を組織全体で深めることで、組織力の強化にも努めています。
2016年には、国際協力NGOセンター(JANIC)による組織強化大賞の、「女性スタッフの登用・活躍部門賞」を受賞しました。
スタッフ20名弱のACEが実践した働き方改革のための施策と、女性が活躍できる組織作りのポイントをお伝えします。
講演ジャンル